いつもVeryをご利用いただきありがとうございます。
新型コロナウイルス対策で休業が相次ぐ中、当サロンも全店休業になりご不便をおかけして申し訳ございません。
ジェルネイルをオフし、地爪で過ごしている方もいらっしゃると思います。
今回、地爪をきれいに保つためのアドバイスや、爪が割れしまったとき、専門の道具を使わず自宅にあるもので対応できる応急処置などをお伝えいたします。
1.爪を割らないための地爪ケア
ジェルネイルは爪を補強する役割も果たしています。ジェルネイルをつけている時の感覚で指先を扱うと、割れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
キューティクルオイルで保湿をする
爪は乾燥すると割れやすくなるので、キューティクルオイルでこまめに保湿しましょう。手を洗った後や炊事をした後、寝る前のお手入れに爪のケアも追加すると○
ベースコートを塗る
ベースコートはマニキュアの持ちを良くしたり色移りを防ぐ他、地爪を乾燥から守る役割も持っています。
爪が薄い方や乾燥が気になる方は、“ストレングスナー”“ハードナー”と呼ばれる強化剤入りのベースコートを選ぶと良いです。ドラッグストアやバラエティショップで購入できます。
2.爪が割れてしまったときの対処法
地爪が割れやすい場所は、ネイルベッドとフリーエッジ(伸びた白い爪)の境目。
ストレスポイントと呼ばれていて、衝撃に弱くヒビが入りやすい場所です。二枚爪になったり、弱っている爪だと割れてしまう場合もあります。
フリーエッジ(白い爪)のところが割れてしまったら、カットしましょう。
割れが広がらないように少しづつカットします。ネイルニッパーを使うと確認しながらカットできます。
一般家庭でよく見る爪切りを使う場合も同様ですが、カット部分が隠れて目視がしにくいのでニッパーがオススメです。エメリーボードで形を整え、仕上げにスポンジファイルを使うとザラザラ感が取れます。
ストレスポイントギリギリでカットが難しい場所は、カットせずに身近なもので応急処置を。
用意するもの:マニキュア(ベースコートなど無色のもの)、ティッシュ、ハサミ、ウッドスティック(あれば)
(1)ティッシュをヒビ割れを覆うサイズにカットしておきます。
(2)ベースコートを塗り、乾く前にヒビ割れた場所にティッシュを貼ります。
(3)もう一度ベースコートを塗り、乾かします。
マニキュアと繊維をあわせて塗ると強度が高くなります。日常生活を送る分には問題ない強度になります。ただし、力をグッと入れてしまうとすぐダメになってしまい、割れが悪化する可能性が高くなります。1~3日間隔でこまめに貼り替えながら爪が伸びるのを待ちましょう。手袋で保護するのも忘れずに。
3.割れにくい爪の形
爪のタイプによって割れにくい形があります。ご自身の爪を横から見ると爪のタイプがわかります。
基本的にはスクエアオフorラウンドがおすすめ
衝撃を受け止める面が広いので力が分散され、割れる確率を下げることができます。スクエアオフにすると始めは違和感があるかもしれませんが、徐々に慣れてくるはずです。
反り爪さんはラウンドorオーバル
爪が反って(上がって)いると、接触面にバラつきが出て衝撃の分散ができません。角があると却って欠けやすくなるので丸めな形がおすすめです。
※生活スタイルや爪の強度・形(反り爪など)により角の取り方を調整してください。
先が見えない状況ですが、早くいつもの日常に戻り、また皆様と笑顔で会えますように。